研究成果

開発ツール

  • 4.心地よい住まいの暖房計画
  • 2.省エネ行動トランプ
  • 3.エコな住まい方すごろく
  • 1.省エネ行動スタートBOOK
  • 5.エコジョーズ普及促進リーフレット
1. 心地よい住まいの暖房計画

東京大学大学院 前 真之 准教授

○概要
工務店や設計事務所がより良い暖房環境を提案するための、住宅購入検討者との打ち合わせに使えるコミュニケーションツールです。経験者1,000人のアンケートをもとに後悔しない家づくり(間取りや暖房設備等)のポイントを、イラストや図表を用いてわかりやすく解説しています。

心地よい住まいの暖房計画

対象:住宅設計者及び住宅購入検討者
体裁:B5×24ページ
監修:東京大学 准教授 前真之
発行:暮らし創造研究会

こんな使い方ができます。

  • 企業での研修会
  • 住宅設計時の住宅購入者とのコミュニケーションツール
2. 省エネ行動トランプ

慶応義塾大学 杉浦 淳吉 教授

○概要
トランプゲームを通じた省エネ行動の認知・理解の向上と、実践につなげることを目的として開発しました。様々な省エネ行動を、リビング・キッチン・お風呂・ライフスタイルの4つに分類し、年間削減金額とCO2削減量と合わせて各札に提示しています。また、日本語の省エネ行動に簡単な英文を併記しており、日常の省エネ行動を英語で学べるツールにもなっています

対象:小学生以上
体裁:縦89㎜×横57㎜
監修:慶應義塾大学 教授 杉浦淳吉
制作:暮らし創造研究会
発行:開隆堂出版株式会社
定価:1,500円(税別)
発売開始:2020年3月

○教育効果

ワークショップでの使用後のアンケートでは、親・子ともに6割以上が「トランプをプレイした後、省エネを意識して実行しました」と回答し、トランプの効果を確認した。

教育効果

こんな使い方ができます。

  • 学校や企業でのエネルギー・環境教育
3. エコな住まい方すごろく

慶応義塾大学 杉浦 淳吉 教授

○概要
主に中学校や高等学校の家庭科補助教材として、ゲームを通して住環境のかかえる問題点や改善方法を知り、よりよく住むための住宅リフォームを題材にしたすごろくです。
住生活への理解を深めるだけでなく、生徒の日々の行動改善につながることを期待しています。

対象:小学校高学年以上
体裁:すごろく本体 A2版  活用読本 A4×16ページ
監修:慶應義塾大学 教授 杉浦淳吉
発行:開隆堂出版株式会社
定価:2,000円(税別)
発売開始:改訂版 2023年2月

○教育効果

「普段から省エネを意識して実行している人」の割合41.2%に対し、本すごろく実施後に「今後省エネが徹底するように生活を変えていこうと思った人」が84.9%と約2倍となり、教育効果を確認しました。

エネ行動スタートBOOK実践例集

こんな使い方ができます。

  • 学校や企業でのエネルギー・環境教育
4. 省エネ行動スタートBOOK

横浜国立大学 松葉口 玲子 教授

○概要
小学校~高等学校の授業で系統的な省エネ行動教育を進めることを目的として「省エネ行動スタートBOOK」を開発しました。省エネ行動に関する17のテーマを用意し、すぐに授業で使えるように教師用資料と児童用ワークシートをセットにしています。

対象:小中高等学校等教員及び指導者
体裁:A4×80ページ
監修:松葉口玲子 三神彩子
発行:開隆堂出版株式会社
定価:1,600円(税別)
発売開始:2023年5月

○教育効果

中学生・高校生へのアンケートの結果、「省エネ行動スタートBOOK」を活用した授業により省エネ行動の実践率の上昇を確認しました。

教育効果

○省エネ行動スタートBOOK実践例集

活用事例を広く共有することを目的として、省エネ行動スタートBOOKを用いた授業の結果などを実践例集としてまとめました。

エネ行動スタートBOOK実践例集

こんな使い方ができます。

  • 学校や企業でのエネルギー・環境教育
5.エコジョーズ普及促進リーフレット

日本女子大学 天野 晴子 教授

エコジョーズ普及促進リーフレット

○概要
家庭でのエネルギー使用量の内、給湯分野が約3割を占めています。そこで、省エネ機器選択の意思決定に関し、ガス給湯器に焦点を当て、ガス給湯器の買い換え経験者を対象にアンケート調査を実施しました。さらに、消費者ヒアリング等をもとに、求められている情報を抽出し、リーフレットにまとめました。

対象:一般消費者
体裁:A4 両面
監修:日本女子大学 教授 天野晴子
制作:暮らし創造研究会